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アニメ「その着せ替え人形は恋をする」1話 自分とは真逆の世界で生きている人 感想 (ネタバレあり)

こんにちは!今回はアニメ「その着せ替え人形は恋をする」1話の感想です!

この作品は原作単行本も購入しているので、アニメもとても楽しみにしていました!

本作はコスプレを題材にした作品となっています。コスプレイヤーや衣装の作り手の苦労や、キレのあるギャグ、魅力たっぷりのキャラクターと素晴らしい作品です!原作漫画はヤングガンガンにて現在も連載中です(単行本は既刊8巻)。

あらすじ

雛人形の頭師を目指す高校生・五条新菜。雛人形作りに一途な反面、好きなものが周りと合わず、中々クラスに馴染めずにいる。いつも輪の中心にいる人気者・喜多川海夢は、新菜にとってまるで別世界の住人。ある日、二人は掃除当番となり、ともに教室に残ることになるが……。

STORY | TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」公式サイト (bisquedoll-anime.com)

ネタバレあり感想

ここからネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意下さい。

主人公・五条新菜(わかな)の幼少期

幼い頃、祖父の作った雛人形に見とれ、雛人形の頭師を目指している五条新菜。幼い頃から雛人形の顔を見てにへらとしてしまうくらいの筋金入りの人形好き。ですが幼馴染と思われる女の子から、「なんでわっちゃん男の子のくせに女の子のお人形好きなのよ!わっちゃんなんて大嫌い!」と拒絶されてしまいます。

自分の好きな物を人から否定されるショックはなかなか大きいですよね…私も学生時代こういう経験あるのでよくわかります…夢に出る程度には新菜もこのことを引きずっているようです。

そして現在五条は高校生。人形好きは相変わらずのようで、寝起きに「おはよう、今日も奇麗だね」と人形に挨拶しますw 五条の強烈な人形好きが上手く表現されたシーンですよねwそんなずっと人形作りに夢中な新菜を祖父・薫(かおる)も友達がいないんじゃないかと心配します。実際高校でも友達はいないけど、祖父を安心させるために友達がいるとウソをつく五条。周りに馴染めず学校ではどこか窮屈そうです。人形好きの自分では周りに話が合わないと諦めてしまっています。

喜多川海夢(まりん)との出会い

そんな新菜に友達とふざけた弾みでクラスの中心人物喜多川海夢が吹っ飛んできます。明るくて友達も多い海夢を自分とは真逆の世界で生きている人と新菜は評します。ありのままの自分を受け入れてもらえる世界は生きやすいんだろうな とも…

止めてくれ、その術は俺に効く…

下校時間掃除を押し付けられる新菜。同じ掃除当番だった海夢が遅れてやってきます。海夢は、押し付けられることが嫌なのに言えないでいる五条に、「自分の気持ちは自分の為に言わなくちゃダメだよ」と伝えます。

なんだか五条に学生時代の私を重ねてしまいます。あれ、涙が… 海夢の言い分は至極真っ当なのですが、五条からするとすごくハードル高い事ですよね、いちいち逆らって嫌われたくもないし、会話も続かないから一緒にいたくない、そして普段話さない他人が怖い。陰キャラ・陽キャラの違いと言ってしまえばそれまでかもしれないですが、海夢と五条が真に反対なところは、芯があるかないか、だと思います。 言いたいことをはっきりと伝えることで解決をはかる海夢と言いたいことが言えずうやむやにしてしまう五条。五条が悪いというわけではないですけどね、むしろ五条の行動は普通でしょう。ただ海夢はそんなことで嫌われてもむしろ自分から突っぱねてしまう強さを持っていると思いました。この普通な五条との対比があるからこそ海夢が輝いて見えるのでしょうね。

「自分の気持ちは自分の為に言わなくちゃダメだよ」 海夢のこの言葉は、五条の中で数日たっても頭から離れませんでした。そのことでもやもやしながらもミシン作業する五条ですが、誤ってミシンで指を切ってしまいます。

さらに使っていたミシンが故障し、家での作業を中断せざるを得なくなってしまいます。

被服準備室での出会い

家でミシンが使えなくなった五条は学校の被服準備室のミシンを借りて作業をします。

誰もいない部屋で一人で作業しているので、ついつい気が緩んで人形に話しかける五条。そこに海夢が入ってきます。硬直する二人。動揺した五条は手にもっていた人形の頭を手から滑らせてしまいます。スライディングでなんとか人形を落とさなかった五条。「ごめん、大丈夫!?痛くなかった!?」と海夢の前で人形に話しかけてしまいます。ガン見する海夢w

しまったと後悔する五条ですが、海夢は五条がミシン出来ることに感激し、雛人形もキレイだと褒めます。

雛人形をほめてもらえたことが嬉しい五条。五条が人形の服を作るというと服を作れることに感激する海夢。すると突然海夢が服を脱ぎだします。反対側をむいて混乱する五条w

もういいと言われ、振り返るとボロボロの服を着た海夢が立っていました。五条が何の格好か聞くと海夢にスマホを渡され、その女の子の服を作ったと海夢。少し衝撃を受けた後来ている服をぼろくそに言いますw

涙目の海夢に調子に乗ったことを謝る五条。海夢はこの服はコスプレしたくて作ったと言います。

コスプレ推しへの究極の愛と持論を展開し、五条にコスプレの服を作ってほしいと頼みます。

五条は少し考え、海夢にいままで言われたことを思い出し、海夢のコスプレ衣装を作ることを快諾します。

海夢は大喜び。五条がさっき見たスマホの人物になりたいのか聞くと海夢は、「そうっ!【聖ヌルヌル女学園お嬢様は恥倶楽部ハレンチミラクルライフ2】の黒江雫たん!」

五条は思わず深刻な顔をして聞きます。「なんですって?」

1話感想まとめ

感情豊かでさっぱりとした性格の海夢がかわいいですね!鬼滅の刃とかそういう王道作品のコスプレと思いきやまさかのアダルトゲームのキャラ!海夢は思ったよりガチオタクですねw

それにしてもコスプレ衣装を作るのが雛人形師見習いというのがいままであまりなかったパターンですよね。でも衣装を一から作るというのは相当な技術と知識がないとできないと思いますし、その裏打ちという意味ではピッタリな仕事だと感じました。今後の展開も楽しみです!

というわけで今回はアニメ「その着せ替え人形は恋をする」1話感想でした!それでは!

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