今回は、アニメ「リコリス・リコイル」の1~4話までの感想を語りたいと思います。
2022年夏のアニメの中では今のところ一番好きな作品です!
かわいい女の子が出てくるだけじゃなく、戦闘シーンもしっかりしてるし、ストーリーも今は伏線を張っていく段階とはいえ、しっかり作りこまれている印象です。
井ノ上たきな役では若山詩音さん、錦木千束役では、安済知佳さんが声を担当しています。
そして、「リコリス・リコイル」は、原作のない、アニメオリジナル作品となります。リアルタイムで追えば、ネタバレの心配はとりあえずないのがいいところですね。
Blu-ray&DVD1巻は、2022年9月21日発売となります。
Amazonだと定価より多少安く購入できるようです。
Blu-ray&DVDの内容、2巻以降の発売日の情報は、下記公式サイトもご確認ください。
TVでは毎週木曜日に放送されています(関東圏)。ネット配信サービスでは結構幅広く配信されているので、お好みのサービスで割と気軽に見れそうです。ネットではTVより遅れての火曜日配信が多いようですね。
詳細は下記公式リンクよりご確認ください。
あらすじ
日本の治安を守る秘密のエージェント「リコリス」である井ノ上たきなは、ある事件をきっかけに喫茶「リコリコ」への転属が命じられる。超優秀なNo.1リコリス(?)の千束とバディを組み、DA復帰を目指し意気込むたきなだが、リコリコでの仕事はひとクセもふたクセもあり!?
Story | オリジナルTVアニメーション「リコリス・リコイル」公式サイト (lycoris-recoil.com)
1~4話 個人的評価
おすすめ度 | ★★★★★ |
ストーリー | ★★★★☆ |
演 技 | ★★★★☆ |
音 楽 | ★★★★☆ |
作画・演出 | ★★★★☆ |
日本を舞台に陰で暗躍する女子学生治安部隊「リコリス」の話です。骨太な本筋の割に、主要人物みんなかわいいですし、結構明るい作風です。銃×少女といえば、「GUNSLINGER GIRL」を思い浮かべますが、あれほど重くないです(少なくとも今のところは)。
ストーリーに関しては高得点つけてますが、正直まだ何とも言えない段階です。上述のようにまだ伏線貼ってる段階ですからね。ただ期待感はかなり高いです!今後の展開が楽しみです!
少女二人のバディ物という認識でよいと思います。
作画はかなりいいです。戦闘シーンはかっこいいですし、普段の作画も安定してます。
OPもEDも私は結構好きです!いい曲ですよね!
リコリス・リコイル1~4話 感想
ここからはネタバレ含む感想を語りますので、未視聴の方はご注意ください!
喫茶リコリコに転勤してきた井ノ上たきな
任務中に様々な不都合が重なり、仲間を助けるために待機命令を無視し、敵を射殺したため、リコリスを追放された主人公井ノ上たきな。責任を背負ってDAを追放されたたきなは、喫茶リコリコに居場所を移します。
性格はいたって冷静沈着で、任務以外にはあまり興味を示しません。というかプライベートのお出かけで制服を着ていこうとしたり、下着にトランクスを使用したり、任務とDA以外の事には徹底的に興味がないです。
射撃の腕は天才的で、非殺傷弾以外では正確に的を射抜きます。その実力は千束を唸らせるほど。
最初はDAへの早期復帰を望んでいましたが、フキ達との決闘後、復帰をいったん諦めたことで徐々に吹っ切れていきましたね。
千束やリコリコメンバー、クルミと出会い、喫茶店での日々を過ごすうちに少しずつ感情豊かになってきてます。今後彼女が精神面でどういう成長をするのかというのも見どころの一つです。
それにしても、たきなの表情が柔らくなっていく様を見てると微笑ましくてこっちまで嬉しくなりますね。彼女にはこれからもリコリコで楽しい時間を過ごしてほしいです。
リコリコの看板娘 錦木千束
本作のもう一人の主人公、錦木千束はたきなより前にリコリコで裏表両方の仕事をして来た人物です。
過去にDAに所属していたとき、旧電波塔を一人でテロリストから守った英雄です。
戦闘面の実力は作中最強です。類い稀な動体視力を活用し、相手の撃ってくる弾丸すら避けてしまいます。
また、敵味方問わず「いのちだいじに」という信条を掲げており、任務中は命中精度も悪く相手を殺傷することも出来ないゴム弾を使用します。(本人談ではかなり痛いようですが)
4話より10年前からある人物を探すため、リコリコに転属してきたことが語られています。
そのある人物がアラン機関の吉松シンジという事も判明しています。
また、アラン機関とDA両者に殺しの才能を見出されています。今のところは不殺を徹底している千束ですが、今後の展開次第では人を殺めてしまうこともあるかもしれません。
本人はいたって明るい性格で、看板娘を自称するだけあって周りを和ませるムードメーカーです。
たきなを励まし導くいい相棒役ですよね!
ただ、彼女の過去や出自はまだ不明な点が多く、どことなく不穏な空気を感じます。
自分の事をミステリアスガールなんて茶化していましたが、それもあながち間違いではありません。
本作と彼岸花の関係性
OPの原作は「Spider Lily(彼岸花の英語表記)」と表記してあったり、1話CM前後のアイキャッチに赤い彼岸花が描かれていたり、そもそもタイトルが「リコリス(彼岸花の学名)・リコイル」だったり、ちょっとした所で彼岸花が強調されています。
赤くて美しい姿が印象的な彼岸花ですが、何か意味ありげですよね。
少し彼岸花について調べたので、特徴をいくつか記します。(Wikipedia調べ)
・原産は中国大陸で帰化植物にあたる
・秋の彼岸に花を咲かせる
・種子では子孫を残せない。しかし株分けして同一遺伝子の子孫を残す
・有毒。しかし昔は毒抜きをして食料にも薬にも使われた
・別名 葬式花、墓花、地獄花、捨て子花、死人花、天蓋花
・花言葉は 情熱、独立、再開、諦め、悲しい思い出、旅情
うーん…マイナスイメージが目立ちますね…
まあ死者との距離が近くなると言われる彼岸の時期に、真っ赤な花を咲かせる姿に昔の人は不吉さを感じずにはいられなかったのでしょう。
また、仏教に関するワードも多く見受けられます。
調べていて私が気になったのは、花言葉と種子では遺伝子を残せないという部分です。
リコリスの出自はまだ不明な点が多いです。それに、いくら訓練しているとはいえ彼女たちはみんな優秀すぎます。実は遺伝子操作された人間、なんてこともあり得るかもしれません。
花言葉はなんとなく千束を連想します。情熱的で明るい性格、シンジとの別れや再開を望む意志、DAからの独立、イメージカラーが赤など、彼女にぴったりな要素が多いと思いました。
まあここまで語ったのはずぶの素人の私の妄想にすぎませんw話半分で見ていただくのが一番いいと思いますw
意味ありげなシーンを見るとすぐ考察したくなってしまうんですよね~
4話まで見終えて
まだまだ謎が多い本作。
たきな転属のきっかけとなった事件でなぜハッキングされたのか。DAとアラン機関の関係性と目的はなんなのか。旧電波塔の事件とは何だったのか。真島とは何者なのか。喫茶リコリコ創設のきっかけなど、
見どころたっぷりです。これだけ詰め込んだ作品にも関わらず今のところ13話1クール説が濃厚な様なので、中だるみすることなくいいスピード感で進んでくれそうです。
さて、今回はリコリス・リコイル4話までの感想でした!これからも毎週楽しみに待ってます!
それではまた!
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